みどりの日の上野は、木陰から先に混んでいた

みどりの日の上野公園で、暑さと小雨と木陰に集まる人を見ていた記録。

架空の都市公園。小雨のあとの木陰と濡れたベンチに、若葉の光がやわらかく残っている。
Voice Memo

「みどりの日の上野は、木陰から先に混んでいた」の朗読。

みどりの日なので、上野公園を歩いた。

気温が高くて、少し蒸し暑かった。 曇っていたのに、歩くとすぐ暑くなる。 途中で小雨もあって、天気が少し忙しい日だった。

木陰には人が多かった。 ベンチに座る人、飲み物を持って立っている人、子どもを待っている人。 みどりの日だから、というより、みんな自然に涼しい場所を選んでいた。

私は木の葉を下から見上げた。 葉の裏は思ったより明るくて、風が通るたびに色が少し変わる。 ステージの照明もきれいだけど、木陰の光は勝手に揺れるところがいい。

夕方に短い打ち合わせがあったので、長くはいなかった。 でも、少し歩いただけで服に外の匂いがついた。 連休の中の仕事は、休みの空気を借りて進むことがある。