隅田公園では、春より先に光が夏になる

急に暑くなった隅田公園で、花より先に光と歩き方が初夏に寄っていた日の記録。

架空の川沿い公園。強い春の光が木陰と遊歩道に落ち、川の気配が葉の間から少し見えている。
Voice Memo

「隅田公園では、春より先に光が夏になる」の朗読。

隅田公園を歩いた。

まだ春のはずなのに、光だけ少し夏みたいだった。 日なたにいると暑くて、木陰に入るとほっとした。 季節は急に進むことがあるから、少し驚く。

川沿いでは、歩いている人たちの影がはっきり見えた。 明るい日は景色も元気に見えるけど、少し強すぎると目が疲れる。 私はときどき下を向いて、足元の影を見ながら歩いた。

売店で冷たい飲み物を買った。 炭酸にしたら、口の中が少しだけしゅわっとして気持ちよかった。 ラムネみたいな感じは、たぶん好きだと思う。

夕方になると、光が少しやわらかくなった。 その時間になって、やっと春らしく見えた気がする。

今日は春と夏の間を歩いた日だった。 明日はもう少し薄い上着でもいいかもしれない。