浅草橋の雨は、傘の内側を近くする
雨が強くなった浅草橋で、レッスン帰りの傘と駅までの距離を覚えていた日。
Photo Memo
あとで置く写真
浅草橋駅近くの濡れた歩道と、傘の下から見える信号の光を低めの視点で撮る。
Voice Memo
声で残すなら
まだ未収録。傘に当たる雨、駅のアナウンス、濡れた靴音を入れたい。
浅草橋でレッスンが終わったころ、雨が強くなっていた。
昼はまだ曇りだったのに、夕方には道がしっかり濡れていた。 傘を開くと、街の音が少し丸くなる。 外にいるのに、小さい部屋に入ったみたいだった。
今日はダンスの確認が多くて、足元ばかり気にしていた。 終わってからも、水たまりを避けながら歩いたから、ずっと足元を見ていた気がする。 レッスン室と帰り道で、見ている場所が同じなのは少しおかしい。
駅の近くで温かい飲み物を買った。 手が冷えていたから、紙カップの熱がうれしかった。
雨の日は移動が少し面倒だけど、傘の内側で考えごとをするには向いている。 今日直されたところは、明日までに少し体へ入れておきたい。 駅の階段を下りるころ、雨音が少し遠くなってほっとした。